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しばらく、古傷が痛み、体調悪くしておりました・・。
ご迷惑おかけしてしまった皆様、すみませんでした・・。 ブログも、またこれまでか・・、となるところでしたが、再開いたします。 僕はフィルムが好きで、今もフィルムメインで撮っているのですが(たまにデジタルでという依頼があるときはデジタルも使っています)、デジタルで一番いいなあと思うのは、ちょっとしかシャッターを切らなかったとき。 もともとあまりシャッターを切らないので、1ダイブで36枚撮り1本撮りきらないこともあります。・・というより、撮り切らない事の方が多いです・・。 20枚とか25枚だったら、もう現像出そうかな・・と思いますが、10枚以下とか、そんなだと、フィルムがもったいないので、カメラに入ったままになってしまいます。かくして、画像が見られるのはいつの日か・・ということになってしまうのですね。 デジタルはいいですね!今日は3カットしか撮らなかったなあ・・と思っても、すぐに見られますもんね!ブログにもすぐ使えるし。 先日、イルカを見て、こりゃ陸カメラも持って行かねばならないと思い、しばらく使っていなかったカメラを海に持って行きました。 しかし・・、案の定、カメラを持っていくと、イルカは出ない・・。 桜島を何枚か撮って、カウンターを見ると、「27枚」。 う~ん、これはいつから入っているフィルムなのか・・・。 そして今日、鹿児島中央駅近くにある、「プロラボ鹿児島」にフィルムを持って行きました。 この「プロラボ鹿児島」、綺麗な奥様とお姉さんが、ポジでも1時間ほどで現像してくれる、鹿児島のフィルムファン最後の砦なのです!鹿児島の皆さん!ポジ現像は「プロラボ鹿児島」ですよ!! さて、1時間後、現像されたフィルムを取りに行き、 「さて、これは何を撮っていたんだっけ??」・・と、帰る道すがら、信号待ちの車の中で、光に透かしてみたところ・・・。 「おお~!これは・・・!」 なんとそこには、昨年7月22日の日食が写っているではありませんか~・・。 口之永良部島まで行って皆既日食を見るはずが、時化で竹島までしか行けず、おまけに雨模様・・。 しかし、にわかに暗くなった空に、雲の切れ間から時折覗く、薄い三日月のような太陽に感動したのでした・・・。 日食のピーク間際まで海に潜っていて、ずぶ濡れのまま、雨でさらに濡れながら、500mmレンズで3カット撮ったうちの一枚です・・。よくぞ御無事で・・・。 せっかくなので、コマ間の日付も一緒にスキャンしてみました・・。 しかし、去年の7月の日食、今頃になってからブログにアップしているの、きっと僕だけでしょうね・・。 ![]() ▲
by geikai_diver
| 2010-02-12 23:28
| 硫黄島
しばらく、更新が滞ってしまい、申し訳ございませんでした。
皆既日食ツアーがあり、その後は立て続けの講演が続き、さすがにぐったりしておりました・・。 さて、皆既日食ツアーですが・・、厳しかったですね・・。 すごい時化で、口永良部島まで行くのは断念し、竹島で、日食を観察しました。 しかし、前日夜からの雨模様の天候・・。 それでも、雲の切れ間から時折見える太陽が、どんどん欠けていって三日月のようになっていき、辺りは夕闇のように暗くなり、涼しい風が吹いてきたのには、なかなか感動しました。 潜りたかった場所にはなかなか入れず、竹島の風裏でのんびり体にやさしいダイビングとなりました。 写真は・・、まだ現像していません・・・。しばらくバタバタで、現像所に持っていく暇が・・。 そうです。僕はまだフィルムで写真を撮っているのです・・。 先日、乗り合いのボートの上でフィルムを交換していると、わが海案内ではなかなか見かけることがない、20歳前後の女性ダイバーの方に「それって、何ですか?カセットですか?」と言われてしまいました・・・。 むむむ・・。いまや若者のフィルムの認知度は、そんなものなのかと、正直ちょっとショックを受けてしまいました・・。 写真は、チビハナダイの仲間、Plectranthias winniensis です。 硫黄島、竹島の水深35m以深では、あちこちで見られます。岩陰から上目遣いにこちらをうかがう姿は、とってもかわいいですよ! ![]() ▲
by geikai_diver
| 2009-07-26 23:48
| 硫黄島
このスレンダーなベラはTerelabrus rubrovittatus。
硫黄島や竹島の、やや深い岩礁と砂地の境目あたりに見られます。 一見するとベラとは見えないスレンダーなボディに、輝く金色のライン。 かなり魅惑的な魚です。 泳ぎ方も、姿と同じくちょっとハシナガウバウオ似た、思わせぶりな泳ぎ方。 目立たないけれど、見つけるととても気になる魚です。 竹島のちょっとアブナイ水深では、数個体の小群で移動しているのが見られます。 この写真を撮ったのは硫黄島。バックの岩をご覧下さい。 海底から湧き出る温泉に由来する赤褐色の鉄分が海底一面に堆積しています。 こんな海底に暮らす魚たちは、他の場所よりも体色が濃くて、とっても綺麗です。 もちろん鉄分たっぷりで貧血の魚なんて皆無です(たぶん・・)。 ![]() ▲
by geikai_diver
| 2009-07-18 00:31
| 硫黄島
先月から、硫黄島行は、早5回、来週も行きます・・。
硫黄島の海、最高です。 黒潮の本流が当たらず、対馬暖流と黒潮の分流していく場所にあり、黒潮流域の海とは一味違い・・。 冬は17℃まで下がる海は、この辺りの海ではよくある表現ですが、温帯の海と亜熱帯の海の両方が交じり合い・・。 鬼界カルデラの外輪山に位置し、周囲、とくに南側は水深500mまで落ち込む・・。 島の周囲には、鉄や硫黄を含んだ温水やガスが湧き出し・・。 水面下から潜水の限界水深までに溢れる、魅惑的な生きものたち・・。 桜島と同じ、活火山の島、硫黄島。 今、ものすごく惹かれています・・。 今年の硫黄島ツアーは、残り3回。 9月はすでに満員ですので、8月と10月の2回のチャンスです。 硫黄島の魅力に一緒に惹きこまれてみませんか? ツアーのご案内は下記です。 http://www.umiannai.com/090620.html ![]() ▲
by geikai_diver
| 2009-07-15 23:30
| 硫黄島
ブログをはじめますと言ったとたん、お休みのご連絡です。
しばらく硫黄島(鹿児島の)に行っておりますので、更新が滞ります・・。 写真は、フカミヤッコのオスと、モリシタダテハゼです。 フカミヤッコのオスは、日本初記録かもしれません。 硫黄島の赤く鉄分が堆積した斜面に、数個体のメスとハレムをつくって暮らしています。 暗い海中に、蛍光色のように見える黄色の帯が映えて、とても美しいです。 ![]() モリシタダテハゼは、小笠原と伊豆大島で見つかっている美しいダテハゼですが、硫黄島にもたくさん暮らしています。尾鰭の模様が、図鑑に載っているものと少し違いますが、これが個体差なのか、雌雄差なのか、明日から行って、じっくり見てこようと思っています。 ![]() ▲
by geikai_diver
| 2009-07-07 02:56
| 硫黄島
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