今日は朝から、桜島が元気でした。
ものすごい噴煙をあげていましたが、西風で火山灰は大隅半島側へ・・。 先月の爆発回数は130回を超えたらしいです。おそろしや・・。 さて、昨日に引き続き、秘密の入り江のお話し。 浅場のエビとウニに、長々と引っかかっていたものの、やはり一段落したら、どん底へ・・。 水深30m付近から、海底の泥は、砂の割合が高くなってきました。ちょっと触ると、土砂崩れのように下に崩れて行ってしまいます。不安定な砂泥底に見切りをつけ、岩場の方へ・・。 ゴツゴツとした溶岩の上は、エントウキサンゴと、ヤギ類のお花畑。暗さも相まってポリプ全開です。 砂泥底と岩礁の境目辺りには、小魚たちがたくさん。 その中に特徴的な模様の魚が・・。 アカタマガシラの幼魚です。 成魚は、深海たて縄などで漁獲されて食卓にも上がる、真っ赤な魚。 でも、幼魚は似ても似つかない模様と色彩です。肩のところの黒い紋が目立ちます。 水深50m付近ではよく見かけるのですが、30m台にいるのは錦江湾では珍しいです。 それに、いつもはあまり近寄らせてくれないのですが、今日はとっても寄れます! ライトに照らされて、ファインダーの中に浮かび上がる姿の美しいこと! 1/2倍までしか寄れない100mmマクロの最短距離でぎりぎり画角におさまるくらいなので、全長7cmほどでしょうか。 逃げそうになっては、また戻ってきて・・、を繰り返し、しばらく遊んでもらいました・・。 うるうるしたような目がかわいかったです。 120分のダイビングもあっという間でした・・。
by geikai_diver
| 2010-02-02 22:26
| 錦江湾
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