昨日、霧島ネイチャーガイドクラブ主催の「山学校」で、講演をしてきました。
久しぶりの霧島は、涼しくて、空気が美味しかったです。 「山学校」には、昨年から参加させていただき、毎月、霧島のトレッキングを楽しみました。霧島に精通した数人のガイドさんと一緒に山に入るのは、胸踊る体験でした。また、年配の「同級生」の皆さんに、最年少の僕はずいぶんかわいがっていただきました。 残念ながら、後半は体調を崩し、山に登ることができなくなってしまい、中途退学となってしまったのですが、昨日、もう残りわずかとなった「山学校」に招待していただき、海のお話をさせていただきました。「山学校」関係者の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。 錦江湾最大の流入河川、天降川。その流入量は、錦江湾に流れ込む、全淡水の40%を超えます。その源が霧島連山なのです。霧島に降る大量の雨は、森の栄養を錦江湾に運び、錦江湾の豊かな生態系を支えているのです。錦江湾を深く深く探求していく時、霧島の森は、切り離せない存在なのです。 いつの日か、身体を鍛えなおし、霧島の森深く、錦江湾の源をたどりたいと思っています。 さてさて、今の錦江湾の海底では、錦江湾名物マダラギンポのハッチアウトが最盛期を迎えています。 オスの口から大海原に放たれる14匹の仔魚たち。 彼らの前には、どんな未来が待っているのでしょうか。 ![]()
by geikai_diver
| 2009-07-17 00:42
| 錦江湾
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