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皆既日食ツアー

しばらく、更新が滞ってしまい、申し訳ございませんでした。

皆既日食ツアーがあり、その後は立て続けの講演が続き、さすがにぐったりしておりました・・。

さて、皆既日食ツアーですが・・、厳しかったですね・・。

すごい時化で、口永良部島まで行くのは断念し、竹島で、日食を観察しました。
しかし、前日夜からの雨模様の天候・・。
それでも、雲の切れ間から時折見える太陽が、どんどん欠けていって三日月のようになっていき、辺りは夕闇のように暗くなり、涼しい風が吹いてきたのには、なかなか感動しました。
潜りたかった場所にはなかなか入れず、竹島の風裏でのんびり体にやさしいダイビングとなりました。

写真は・・、まだ現像していません・・・。しばらくバタバタで、現像所に持っていく暇が・・。
そうです。僕はまだフィルムで写真を撮っているのです・・。
先日、乗り合いのボートの上でフィルムを交換していると、わが海案内ではなかなか見かけることがない、20歳前後の女性ダイバーの方に「それって、何ですか?カセットですか?」と言われてしまいました・・・。
むむむ・・。いまや若者のフィルムの認知度は、そんなものなのかと、正直ちょっとショックを受けてしまいました・・。

写真は、チビハナダイの仲間、Plectranthias winniensis です。
硫黄島、竹島の水深35m以深では、あちこちで見られます。岩陰から上目遣いにこちらをうかがう姿は、とってもかわいいですよ!

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by geikai_diver | 2009-07-26 23:48 | 硫黄島

虫採りの一日

今日は、海ではなく・・・。

小学2年生の長男が先日から「虫採り、虫採り・・・」とず~っと言っていたので、子供3人連れて、県内を駆けずりまわって虫採りの一日でした。

昨夜は、目星をつけていたクヌギ林へ。
カブトムシ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタを、ここぞ親父の実力の見せ所と、たくさん採りました。特大のヒラタクワガタがいたのですが、無念、穴の奥に逃げられてしまいました・・。

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今朝は早起きして、またクヌギ林へ・・。樹液の匂いがたちこめる朝のクヌギ林は、わくわくして童心にかえりますね。

それから、北薩へ車を走らせ、タガメを探しに。しかし、以前タガメ天国だった池は、無残に改修工事され、タガメは見つからず・・。池や川は、ちょっとの間のうちにどんどん工事が進み、昔の面影がどんどん消えていってしまっています・・。それでもコガタノゲンゴロウやタイコウチの姿はたくさん見られて一安心。次の目的地へ。

ミヤマクワガタがたくさんいるクヌギ林へ向かうも、大雨で断念。山中の秘湯で体を暖めました。

帰りの車中、子供たちは疲れて寝てしまいましたが、昨夜とり逃がしたヒラタクワガタに再挑戦。雨の雑木林の暗闇に向かいます。そ~っとその木に忍び寄ると、穴の奥ににヒラタクワガタの姿が。さっと指を突っ込みと、指先がどうにか背中に掛かりました。10分かかってようやく採ったのは、鹿児島本土では最大級の67mmのオス。子供の頃から、一番大好きなヒラタクワガタ。子どもの頃、大きなヒラタクワガタを採った時の感動が蘇ります。
結局、子供たちより僕が一番楽しんだ一日でした・・。

目を覚ました子供たちも、大きなヒラタクワガタにびっくり。どうだ~。親父の実力を思い知ったか~。笑。

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明日から皆既日食ツアーで、硫黄島・竹島・口永良部島へ行ってきます。

帰ってきたら、虫たちは少しを残して、山に返してあげることにしています。
by geikai_diver | 2009-07-20 23:52 | その他

講習して来ました。

今日は、講習をしてきました。
Mさん、2日目の講習です。
そうです。僕もたまには講習もするのです・・。
選んだ場所は、坊津・馬込浜。
エントリー地点からしばらくは、白砂の海底。夏の日差しが煌めいて、近頃暗い海底ばかり潜っていた僕は、目が眩みそうになりました。
少し沖の根は、枝状のミドリイシが元気一杯!まるで沖縄のような景色です。たくさんの種類のチョウチョウウオのチビたちが枝の間で遊んでいます。
マンツーマンですので、スキルの練習の合間に、じっくりフィッシュウォッチング。
クロホシイシモチの求愛行動や、ダテハゼとニシキテッポウエビの共生、マダイのチビの小競り合いを魚の目になって観察しました。
講習中のMさんには、2cmほどのイシダイの幼魚が、2ダイブの間ずっと付きまとって愛想を振りまいていました。
命を削る深場も楽しいけれど、明るい浅瀬も楽しいですね~。
時間を忘れて楽しんだ講習でした。
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by geikai_diver | 2009-07-19 00:41 | 坊津

鉄分たっぷり

このスレンダーなベラはTerelabrus rubrovittatus
硫黄島や竹島の、やや深い岩礁と砂地の境目あたりに見られます。
一見するとベラとは見えないスレンダーなボディに、輝く金色のライン。
かなり魅惑的な魚です。
泳ぎ方も、姿と同じくちょっとハシナガウバウオ似た、思わせぶりな泳ぎ方。
目立たないけれど、見つけるととても気になる魚です。
竹島のちょっとアブナイ水深では、数個体の小群で移動しているのが見られます。
この写真を撮ったのは硫黄島。バックの岩をご覧下さい。
海底から湧き出る温泉に由来する赤褐色の鉄分が海底一面に堆積しています。
こんな海底に暮らす魚たちは、他の場所よりも体色が濃くて、とっても綺麗です。
もちろん鉄分たっぷりで貧血の魚なんて皆無です(たぶん・・)。
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by geikai_diver | 2009-07-18 00:31 | 硫黄島

海学校in山学校

昨日、霧島ネイチャーガイドクラブ主催の「山学校」で、講演をしてきました。
久しぶりの霧島は、涼しくて、空気が美味しかったです。
「山学校」には、昨年から参加させていただき、毎月、霧島のトレッキングを楽しみました。霧島に精通した数人のガイドさんと一緒に山に入るのは、胸踊る体験でした。また、年配の「同級生」の皆さんに、最年少の僕はずいぶんかわいがっていただきました。
残念ながら、後半は体調を崩し、山に登ることができなくなってしまい、中途退学となってしまったのですが、昨日、もう残りわずかとなった「山学校」に招待していただき、海のお話をさせていただきました。「山学校」関係者の皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。
錦江湾最大の流入河川、天降川。その流入量は、錦江湾に流れ込む、全淡水の40%を超えます。その源が霧島連山なのです。霧島に降る大量の雨は、森の栄養を錦江湾に運び、錦江湾の豊かな生態系を支えているのです。錦江湾を深く深く探求していく時、霧島の森は、切り離せない存在なのです。
いつの日か、身体を鍛えなおし、霧島の森深く、錦江湾の源をたどりたいと思っています。

さてさて、今の錦江湾の海底では、錦江湾名物マダラギンポのハッチアウトが最盛期を迎えています。
オスの口から大海原に放たれる14匹の仔魚たち。
彼らの前には、どんな未来が待っているのでしょうか。
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by geikai_diver | 2009-07-17 00:42 | 錦江湾

海と陸のつながり

しばらく硫黄島にのぼせていたので、頭を冷やしに錦江湾へ・・。

錦江湾の濁った水中、・・やっぱりホームグラウンドは落ち着きますね。

海底では、アコウの落ち葉の下に産み付けられた卵を守る、ヒメハゼのオスたち。
あちこちで、盛んに鰭を動かして、細やかに卵の世話をしています。

先月、いっせいに葉を落とし、新しい葉に衣替えしたアコウの木。
その落ち葉が、岸近くの海底で、小さな魚たちのゆりかごになっているなんて、アコウの木は知らないでしょうね・・。

海と陸のつながりを感じたダイビングでした。
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*お知らせ*
昨日15日より8月30日まで、かごしま県民交流センター6F「生命と環境の学習館」で、写真展を開催しております。
今まで写真展で公開したことのある写真がほとんどですが、お近くにお寄りの際は、ぜひ足をお運び下さい。
「生命と環境の学習館」のサイトは下記です。
http://www.inochi-kankyou.jp/

*お知らせ2*
7月19日(日)午前10時から12時まで、「かごしま環境未来館」で子供向けの講演を行います。事前申し込みですが、部屋を替え人数に余裕があるそうですので、参加ご希望の方は下記にお問い合わせ下さい。(当日受付も可能だそうです)
http://www.kagoshima-miraikan.jp/info/event/schedule/2009/07/19/564.html
by geikai_diver | 2009-07-16 00:33 | 錦江湾

硫黄島

先月から、硫黄島行は、早5回、来週も行きます・・。

硫黄島の海、最高です。

黒潮の本流が当たらず、対馬暖流と黒潮の分流していく場所にあり、黒潮流域の海とは一味違い・・。
冬は17℃まで下がる海は、この辺りの海ではよくある表現ですが、温帯の海と亜熱帯の海の両方が交じり合い・・。
鬼界カルデラの外輪山に位置し、周囲、とくに南側は水深500mまで落ち込む・・。
島の周囲には、鉄や硫黄を含んだ温水やガスが湧き出し・・。

水面下から潜水の限界水深までに溢れる、魅惑的な生きものたち・・。

桜島と同じ、活火山の島、硫黄島。
今、ものすごく惹かれています・・。

今年の硫黄島ツアーは、残り3回。
9月はすでに満員ですので、8月と10月の2回のチャンスです。
硫黄島の魅力に一緒に惹きこまれてみませんか?

ツアーのご案内は下記です。
http://www.umiannai.com/090620.html
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by geikai_diver | 2009-07-15 23:30 | 硫黄島

いきなりですが・・。

ブログをはじめますと言ったとたん、お休みのご連絡です。
しばらく硫黄島(鹿児島の)に行っておりますので、更新が滞ります・・。

写真は、フカミヤッコのオスと、モリシタダテハゼです。

フカミヤッコのオスは、日本初記録かもしれません。
硫黄島の赤く鉄分が堆積した斜面に、数個体のメスとハレムをつくって暮らしています。
暗い海中に、蛍光色のように見える黄色の帯が映えて、とても美しいです。
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モリシタダテハゼは、小笠原と伊豆大島で見つかっている美しいダテハゼですが、硫黄島にもたくさん暮らしています。尾鰭の模様が、図鑑に載っているものと少し違いますが、これが個体差なのか、雌雄差なのか、明日から行って、じっくり見てこようと思っています。
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by geikai_diver | 2009-07-07 02:56 | 硫黄島

ブログはじめました・・。

皆さん、はじめまして。
ダイビングサービス海案内・出羽慎一です。
パソコン苦手な僕が、ブログをはじめてしまいました・・。
この先いったいどうなりますことやら・・。
至らぬ点があろうかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

婚姻色に彩られた錦江湾名物、アカオビハナダイのオスです。
尾鰭の上下端が長く伸びた、すこぶる美形のオスでした。
ずいぶん前の写真ですから、もう彼は生きていないでしょう。
けれども、彼の子孫たちが、今の錦江湾の暗い海底で、彼と同じような輝きを放って求愛行動を繰り広げています。
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by geikai_diver | 2009-07-06 23:58 | 錦江湾