カテゴリ:錦江湾( 22 )

写真展開催中です!

皆様こんばんは!

永らく御無沙汰申し訳ございません・・。

寒い日が長く続きましたが、ここ数日は暖かくすこぶる気持ちの良い日が続いています。

HPでは、告知しておりましたが、写真展開催中です。
会場は、鹿児島市谷山の「三宅美術館」です。

写真は、52点、7mmのエビからミナミハンドウイルカまで、錦江湾に生きる生きものたちと、彼らとの出会いの物語を展示しております。
約15分のムービーもあります。

期間は、3月27日までと長いですので、ぜひ一度、お越しくださいね。
お待ちしております。

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本や、写真展に合わせて作りましたポストカードの販売も行っております。
by geikai_diver | 2011-02-05 23:21 | 錦江湾

キビナゴ大産卵!

大変御無沙汰しておりました・・。

ものすごく久々のアップであります。

日々、お叱りの言葉を受け、早数ヶ月。
私は無事に生きて潜っております・・。

先日、3日土曜日。
梅雨の大雨が続く鹿児島、錦江湾は濁りきっていると思いきや、なかなか良い透明度。
「上から見ると濁ってますが、入ると綺麗ですよ~。」とブリーフィングで言ってみましたが、エントリーすると、何やら、えらく濁っています。
ゲストの皆さんの「どこが綺麗やねん?」という念の矢を背中に受けつつ進んでいくと、海底すれすれを疾るキビナゴの群れ!
「これは産卵するかも!」と縦書きすること1分後、ホントに産卵が始まりました!
海底の砂を巻き上げて、雌が疾走し、雄たちが追従して放精します。たちまち辺りは、キビナゴの精子の雲に包まれます・・・。

5日月曜日。
ゲストのいない日にかぎって、梅雨の晴れ間のピーカンです・・。
潮見表とにらめっこして、早めにエントリーして待ち伏せです。
エントリーして30分後、最初のキビナゴの群れが現れました。
さらに30分後、辺りが急に暗くなったと思ったら、キビナゴの大群が、頭上を覆います。
来るぞ、来るぞと胸が高鳴ります。
数十匹のキビナゴが海底で産卵を始めると、それが引き金のようになって、頭上からキビナゴの群れが、滝のように海底に降り注ぎ、海底は一面キビナゴの大群に覆われました。こうなると勝負は3分です。
キビナゴの精子で視界が閉ざされる前に、シャッターを切ります。
いやあ、久しぶりに大興奮です・・。

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マダイの群れ、カンパチ、シマアジ、オオモンハタ・・がキビナゴに突進します。
アカエイが投網を打つようにキビナゴに覆いかぶさって食べています。
突然、全ての魚がダッシュして逃げ出すと、濁った海中にミナミハンドウイルカが数頭突っ込んできました・・。
・・心臓が止まるかと思いました・・。

1時間ほどで興奮の時間は過ぎ、動き始めた潮に精子の雲が流れていき、元の静かな海底に、ロクハンにいっぱいキビナゴの卵をつけた僕だけが取り残されたのでした・・・。

次はいつ出会えるかなあ・・。
by geikai_diver | 2010-07-07 23:05 | 錦江湾

イルカの日々

東京から戻ってから、ず~っと毎日朝から晩まで潜っていたので、さすがに今日はぐったりしておりました・・。

この約2週間で、7回もイルカ達と水中遭遇。夢のようなひと時でした・・。
こんなことがいつまでも続くことは無いでしょうが、また会いに行きたいなあ・・。

イルカに出会えたゲストの皆さんも、みんな大喜び。涙を浮かべていた方もいらっしゃいました。
やっぱり、イルカって凄いんだなあ・・と、思いました。

明日からまた頑張ろうっと!

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手の届きそうな所を通って、僕の脇を駆け抜けて行ったミナミハンドウイルカ。
通り過ぎていく時も、その目はずっとこちらを見つめていました。
by geikai_diver | 2010-03-24 23:58 | 錦江湾

今日も会っちゃいました~!

皆様、こんばんは!

「ブログ再開します」と書いたものの、なんだか猛烈に忙しく、なかなか更新できないでおります・・。

さて、今日は、もうすぐ転勤で鹿児島を離れるKUMAちゃんと、地元熟女2人組Aさん、Sさんとで、錦江湾へ。
ポイントへ着くと、遠くにミナミハンドウイルカの小群が!

「水中で会えるといいですね~!」と言いつつエントリーすると、しばらくすると「キュ~ン、キュ~ン・・」とイルカの声が。おお!期待大です。

そして間もなく、「ジジジジジジ・・・」とこちらに探りを入れる声が・・。
続いて、青い壁の中から、2頭のイルカが目の前に現れました!
うち一頭は、12日にもやってきた胸鰭と頭に白い模様のある個体です。

そして、続いて十数頭のイルカが現れました!
おお~!凄い~!
目をキョロキョロさせて、筋骨隆々のイルカ達が、手の届くような距離で僕達の周りを回ります。
数えると14頭のイルカが目の前までやってきました。

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いやあ~!感動しました~!
ゲストの3人も大喜びです!

今までも幾度と無く水中でイルカに出会っているのですが、写真を撮れたのは今日が初めて。
透明度の低い錦江湾。突然現れて一瞬で姿を消してしまうイルカを撮影するのは難しいです・・。
40分間も水中で親子イルカと遊んだこともありますが、カメラを持っていませんでした・・・。

錦江湾に潜りはじめて22年。やっと撮れました~!

エキジット後、桜島の火山灰がどどっと降ってきました・・・・・・。
お弁当に灰がかぶっても、お茶の中に灰がたまろうとも、そんなことは全く気にならず、ニコニコの4人でした。

KUMAちゃん、鹿児島を離れる前にいい思い出ができましたね!

また会えるといいな~。
by geikai_diver | 2010-03-18 23:35 | 錦江湾

ついに大島に行ってきました!

皆さん、こんばんは!

長い間、御無沙汰しておりました・・。
ブログ、再開させていただきます。

一週間ほど、東京方面に行っておりました。
これはせっかくの機会と、少々体調も悪かったのですが、伊豆大島に行ってきました。

もう10年以上、「大島の海は凄い!」「秋の浜最高!」という声を、もうそれはそれは多方面からお聞きしており、一度は行かねばと思いつつ、なかなか行けなかった伊豆大島。
この度、念願かない、行って参りました!

いや~!凄い海ですね~!
5ダイブしか潜れなかったのですが、最高でした。

ダイビング初日早々、グローバルスポーツクラブの柳場さん直々のマンツーマンガイドで、秋の浜へ!
それだけでもう感動です。
エントリーしてまず、海藻の豊かさにびっくり。
そして、海底を多い尽くすソフトコーラル!(ワイドも持って来れば良かった~!)
そして柳場さんの指差す先には、ああ憧れのキシマハナダイが輝いているではありませんか!
夢のような時間は瞬く間に過ぎ、エキジットすると、ハシゴの横に、大沼さんがいらっしゃるじゃありませんか。
「お~、お、大沼さんだ・・!」
・・秋の浜、凄過ぎました・・・。

何せ、10年以上、秋の浜の話を聞かされているわけですから、耳だけは情報豊かです。
「こ、これが「おかわり」の根か~~!」
「これが、「落っこちそうな岩」か~~!」
「テレビの穴~!」
「アサヒの根~!」
と、その場所に行けたことだけで感激です。

2本目は、今回のダイビングをセッティングしていただいたMIKAさんをはじめ、グローバル常連の皆さんと「アサヒの根」周りを潜りました。錦江湾では数年に一度しか見られないツルグエもあちこちにいます。
ベンケイハゼがタカノハダイのクリーニングをしているのも見れました!

2日目、海は時化、「波浮の港」と「王の浜」へ、ヤドカリのスペシャリスト、有馬さんのガイドで行ってきました。
「波浮の港」、錦江湾に似ていました~!
「王の浜」では海藻のケヤリに感動です!

3日目、西谷さんと鴻池さんのガイドで、大島の山を散策です。溶岩の上に根付いた植生が、桜島や霧島にちょっと似た景観をつくっています。大好きなスダジイの木、しっとりと濡れた樹海の木々に元気をもらいます。
「裏砂漠」は日本とは思えない迫力の景観でした!

4日目、有馬さんのガイドで、再び秋の浜へ。
婚姻色を身にまとったシロオビハナダイのオスの美しさは、写真を撮るのも忘れるほどでした・・。

いや~!良かったです!

8年ぶりの再会となる、グローバルスポーツクラブのスタッフの皆さん。
「海案内」の常連さんでもあり、グローバルの常連さんでもある、スーパーなダイバーの皆さん。
地元ダイバーの加藤さん、大沼さん。
本当にありがとうございました!

・・・で、写真は・・・、撮影したフィルム3本、まだ現像していません・・・。
出来上がったら、またアップしますね。

鹿児島に戻り、今日は、錦江湾へ!

桜島南東部は、活発な活動を続ける桜島の火山灰で、サンゴに大変な被害が出ています・・・。
群生するカワラサンゴの多くは、火山灰を被って、死んでいっています・・。

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ちょっと暗い気分になっていると、「ジジジジジ・・・・・」とイルカのエコロケーション音が・・!
そしていきなり、ミナミハンドウイルカの30頭ほどの群れが、僕と大阪からお越しのSONOさんのまわりをグルグルと回り始めたではありませんか!!
40分余りの間、何度も現れては、至近距離をグルグル回って行きます!

いや~!感動しました!
(僕は丸腰、SONOさんは105mmマクロレンズで、写真が無いのがちょっと残念ですが・・。)


いやあ~!伊豆大島も、錦江湾も、海って凄い!!
by geikai_diver | 2010-03-12 23:52 | 錦江湾

お休みのおしらせ


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2月22日まで、「ダイビングサービス海案内」をお休みさせていただきます。

・・ブログもおそらく、お休みで、その頃からまた再開いたしますね・・。
ごめんなさい。

よろしくお願いいたします!  ダイビングサービス海案内・出羽慎一

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by geikai_diver | 2010-02-15 23:54 | 錦江湾

市街地の目の前・・

今日も桜島は元気いっぱい。
北西の風で、もう大隅半島の皆さんは、大変な苦労をされているかと思います・・。

一昨日はシコロサンゴの群生地に行きましたが、今日はミドリイシの群生地に行って来ました。

桜島と鹿児島市街地に挟まれた桜島水道のど真ん中。
ここのサンゴは元気いっぱい!
潮の干満で湾奥へ出入りする海水が、早い潮流を生み、火山灰がたまる暇もないのでしょう。
被度も年々上がってきています。
ワイドで撮影するには、なかなかいい景色なのですが、漁師さんは、ちょっと困っているようです・・。
付近は良い漁場なのですが、サンゴが増えて、刺し網が引っかかるようになったそうです・・。

実は、以前のこの辺りは、一面のガラモ場だったのです。
これだけ岩の上をサンゴが覆い尽くしてしまったら、ガラモが生える隙間がなくなりますよね・・。
この変化も、温暖化の兆しなのでしょうか・・。



え、錦江湾に長年通っているけど、こんなサンゴは見たことない?
・・いつもどん底目指してまっしぐらですからね・・。
たまには浅場も楽しいですよ~。

こんな景色が、市街地のほんの目の前に広がっているんですから、錦江湾もなかなか凄いでしょ!?

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by geikai_diver | 2010-02-06 22:53 | 錦江湾

灰まみれ・・・

昨日のお話し。
昨日は、雲一つない晴れでした。
冬とはいえ、南国鹿児島、昼間は暖かかったです。
久しぶりに、桜島南岸のとある場所のサンゴの様子を見に行くことにしました。坊津では、オニヒトデが大量発生しているところもあり、少し心配で・・。

ベタ凪ぎの海上を桜島を見上げながら走っていると、
ドッカ~ン!
桜島が豪快に噴煙を噴き上げます。
ボートを止めて、ハウジングに入ったままのズームレンズでパチリ。
立て続けに爆発が起こり、噴煙がどんどん上がり、28mmの画角にはとても入りきらなくなりました。
火山灰は風に乗って南東へ・・・・、あ~、そっちに今から行くんですけど~!

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しばらく降灰がおさまるまで、寄り道しながらポイントへ向かいます。
岸際の海藻の萌え具合を見ながら移動していくと、図らずも古里温泉の露天風呂のすぐそばまで来てしまいました・・。怪しいヤツと思われないよう、気になりつつもダッシュで沖へ出ます。
沖の養殖生簀周りでは、プレジャーボートが数隻釣りをしていますが、どうやらあまり釣れていない様子・・。

ポイントに到着すると、降灰直後の海面は灰色に濁っています・・。
海に入ると濁りは海面下1mほどで、その下はまずまず、いつもの錦江湾といったところです。

幸いオニヒトデの被害は僅かで、安心しましたが、予想外に、降灰の影響が出ていました・・。
カワラサンゴやスリバチサンゴの中に降灰で死んでいるものや、弱っているものが・・。
活発になっている桜島の活動がこんなところにも影響しているのかと、自然の力なのでどうしようも無いですが、死んでいくサンゴに心が痛みます・・。

この場所の優占種である、シコロサンゴの群生地は元気いっぱい!
シコロサンゴは、灰をかぶっても、除去する能力に長けているのでしょうか。構造的にもスリバチサンゴより、灰を落としやすそうですし・・。
一面のシコロサンゴの群生地、たくさんの小魚が上を舞って、いつ来ても癒されますね。

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しばらくサンゴの群生地をあちこち泳ぎ回ってからエキジット。
タンクを下ろしていると、すぐ近くで「ブフォーッ!」とブロー音が!
ミナミハンドウイルカの群れです!15~20頭ほどいます。
慌てて、またもやハウジング入りのカメラを向けますが、無理です・・・。
(何カットかシャッターを切りましたが、全部ピンボケでした・・。なので、ご覧いただけません・・。)
イルカに遊ばれているうちに、またもやドカ~ン!と爆発です。
今度は、活動中の昭和火口の目の前ですから迫力が違います。おお~!とシャッターを切っていると、間もなく辺りが暗くなって・・。バラバラバラ・・・と、灰が、というより「砂利」です。火口に近いだけあって大粒です。かなり痛いです。そのうち目も開けていられなくなって、退散!
イルカたちも呼吸の時に吸い込んだりしないのかなと思いつつ、帰路につきました・・。

船も僕も何もかも、灰まみれで帰港・・。
風上で降灰なしの港にいた皆さん、
「あいた~!どこ行ったらそんなことになるのね~?」




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・・・大きいとピンボケで恥ずかしいので、小さく証拠写真だけ・・・
by geikai_diver | 2010-02-05 23:53 | 錦江湾

泥底うろうろ

今日は、打ち合わせなどの陸の仕事が立て込んでいたのですが、ちょっとの時間抜け出して、海へ!
少し風が強いけれど、太陽が出ていると、風裏の日なたは暖かいです。

まだ水が綺麗な(・・ましな)うちに、見ておきたい泥場がありまして・・。

泥場に下りると、いきなり巨大なウシエイが・・。
体の巾が2m以上のやつが透明度の悪い時に、目の前に出てくると、さすがにびびりますね・・。
至近距離でゆっくりUターン。体の厚さは50cmくらい。尾の根元の直径は25cmくらいあって、毒針の長さは30cm以上ありますよ・・。尾の先端が擦り傷になっていたのが、ちょっと痛々しかったです。
彼らにも色々あるようです・・。
しばらくは、落ち着いてハゼを探せません・・。

心を鎮めて、くらい泥底を目を皿のようにして探します。
ハゴロモsp.は、4個体発見。でも寄れません・・。

シビレエイ、コモンカスベ、セトミノカサゴ、ヒゲハギ、特大インドアカタチ・・、なかなかに魅力ある連中が次々登場します。
しかし、今日は、近頃全く寄せてくれないハゴロモsp.のパーツをしっかり撮ってやろうと思って、手持ちのカメラは、200mmマクロ一台・・・。彼らの眼くらいしか撮れません・・。
28mm持って来ればよかった・・。

写真はヒレナガハゼ。
暗い海底では、一見地味に見えますが、ライトで照らすと、本当に綺麗な魚ですね・・。

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by geikai_diver | 2010-02-03 23:58 | 錦江湾

深場へ降りると・・

今日は朝から、桜島が元気でした。
ものすごい噴煙をあげていましたが、西風で火山灰は大隅半島側へ・・。
先月の爆発回数は130回を超えたらしいです。おそろしや・・。

さて、昨日に引き続き、秘密の入り江のお話し。
浅場のエビとウニに、長々と引っかかっていたものの、やはり一段落したら、どん底へ・・。
水深30m付近から、海底の泥は、砂の割合が高くなってきました。ちょっと触ると、土砂崩れのように下に崩れて行ってしまいます。不安定な砂泥底に見切りをつけ、岩場の方へ・・。
ゴツゴツとした溶岩の上は、エントウキサンゴと、ヤギ類のお花畑。暗さも相まってポリプ全開です。
砂泥底と岩礁の境目辺りには、小魚たちがたくさん。
その中に特徴的な模様の魚が・・。
アカタマガシラの幼魚です。
成魚は、深海たて縄などで漁獲されて食卓にも上がる、真っ赤な魚。
でも、幼魚は似ても似つかない模様と色彩です。肩のところの黒い紋が目立ちます。
水深50m付近ではよく見かけるのですが、30m台にいるのは錦江湾では珍しいです。
それに、いつもはあまり近寄らせてくれないのですが、今日はとっても寄れます!
ライトに照らされて、ファインダーの中に浮かび上がる姿の美しいこと!
1/2倍までしか寄れない100mmマクロの最短距離でぎりぎり画角におさまるくらいなので、全長7cmほどでしょうか。
逃げそうになっては、また戻ってきて・・、を繰り返し、しばらく遊んでもらいました・・。
うるうるしたような目がかわいかったです。

120分のダイビングもあっという間でした・・。

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by geikai_diver | 2010-02-02 22:26 | 錦江湾