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灰まみれ・・・

昨日のお話し。
昨日は、雲一つない晴れでした。
冬とはいえ、南国鹿児島、昼間は暖かかったです。
久しぶりに、桜島南岸のとある場所のサンゴの様子を見に行くことにしました。坊津では、オニヒトデが大量発生しているところもあり、少し心配で・・。

ベタ凪ぎの海上を桜島を見上げながら走っていると、
ドッカ~ン!
桜島が豪快に噴煙を噴き上げます。
ボートを止めて、ハウジングに入ったままのズームレンズでパチリ。
立て続けに爆発が起こり、噴煙がどんどん上がり、28mmの画角にはとても入りきらなくなりました。
火山灰は風に乗って南東へ・・・・、あ~、そっちに今から行くんですけど~!

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しばらく降灰がおさまるまで、寄り道しながらポイントへ向かいます。
岸際の海藻の萌え具合を見ながら移動していくと、図らずも古里温泉の露天風呂のすぐそばまで来てしまいました・・。怪しいヤツと思われないよう、気になりつつもダッシュで沖へ出ます。
沖の養殖生簀周りでは、プレジャーボートが数隻釣りをしていますが、どうやらあまり釣れていない様子・・。

ポイントに到着すると、降灰直後の海面は灰色に濁っています・・。
海に入ると濁りは海面下1mほどで、その下はまずまず、いつもの錦江湾といったところです。

幸いオニヒトデの被害は僅かで、安心しましたが、予想外に、降灰の影響が出ていました・・。
カワラサンゴやスリバチサンゴの中に降灰で死んでいるものや、弱っているものが・・。
活発になっている桜島の活動がこんなところにも影響しているのかと、自然の力なのでどうしようも無いですが、死んでいくサンゴに心が痛みます・・。

この場所の優占種である、シコロサンゴの群生地は元気いっぱい!
シコロサンゴは、灰をかぶっても、除去する能力に長けているのでしょうか。構造的にもスリバチサンゴより、灰を落としやすそうですし・・。
一面のシコロサンゴの群生地、たくさんの小魚が上を舞って、いつ来ても癒されますね。

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しばらくサンゴの群生地をあちこち泳ぎ回ってからエキジット。
タンクを下ろしていると、すぐ近くで「ブフォーッ!」とブロー音が!
ミナミハンドウイルカの群れです!15~20頭ほどいます。
慌てて、またもやハウジング入りのカメラを向けますが、無理です・・・。
(何カットかシャッターを切りましたが、全部ピンボケでした・・。なので、ご覧いただけません・・。)
イルカに遊ばれているうちに、またもやドカ~ン!と爆発です。
今度は、活動中の昭和火口の目の前ですから迫力が違います。おお~!とシャッターを切っていると、間もなく辺りが暗くなって・・。バラバラバラ・・・と、灰が、というより「砂利」です。火口に近いだけあって大粒です。かなり痛いです。そのうち目も開けていられなくなって、退散!
イルカたちも呼吸の時に吸い込んだりしないのかなと思いつつ、帰路につきました・・。

船も僕も何もかも、灰まみれで帰港・・。
風上で降灰なしの港にいた皆さん、
「あいた~!どこ行ったらそんなことになるのね~?」




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・・・大きいとピンボケで恥ずかしいので、小さく証拠写真だけ・・・
by geikai_diver | 2010-02-05 23:53 | 錦江湾
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